ブルバキとランダウ

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数学原論(その3)

 現在2018年12月16日15時15分である。

 フランス語の勉強を兼ねているので、中学時代、英語を勉強したときを思い出して、真面目にやろう。

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 読者への注意

   新版

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に続いて、

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1. Le traité prend les mathématiques à leur début, et donne des démonstrations complètes.

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 訳すと、

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 1.この原論は数学をその第一歩から取扱い、完全な証明を付ける。

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 フランス語に独特の、『é』や『à』を、どうやって私が出しているか、知りたいだろうか?

 こういうとき、便利な方法を追求するのも、それはそれで、良いのだが、方法を忘れてしまっても、絶対大丈夫な、万能の方法を、知っている方が、安全なのである。

 私がやっているのは、ATOKで、『いー』とか『えー』と打って、ただ変換するのである。

『ç』だって、『しー』を、変換。

 漢字変換ソフトというものは、本当に賢いと思う。

 さて、

le ル は、定冠詞で、『英語の the』。traité トレテ は、『概論』。prend プラ-ンド は、不規則動詞 prendre プラーンドル の変化で、『手に取る』。les レ は、定冠詞 le の複数形だから、『英語の those』か? mathématiques マセマティキ は、もちろん、『数学』。à ア は、『その』。leur ルル は、『~から』。début デビュ は、デビューつまり、『第一歩』。et エ は、『そして』。donne ドネ は、動詞 donner ドネの活用形で、『与える』。des デ は、不定冠詞で、これも、『英語の those』か? démonstrations デモンストラシィヨン は、『証明』。complètes コンプレート は、『完全な』。

 全部合わせて、

『この概論は、数学をその第一歩から手に取り、そして、完全な証明を与える』

となる。

 邦訳の、

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1.この原論は数学をその第一歩から取扱い、完全な証明を付ける。

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は、十分こなれた訳になっている。

 今後も、ずっとこのように、逐語訳を続けるわけではない。

 しかし、フランス語を、ほとんど知らない私にとって、しばらくこういうことを、続けた方が、良いように思える。

 フランス語が、読めるようになってきたら、一気にスピードを上げるつもりである。

 今日は、ここまで。

 現在2018年12月16日16時59分である。おしまい。