現在2018年11月24日16時52分である。
退院してきてから、既に、二日経った。
このブログの2つのテーマに関して、まだ、投稿できないのだが、外泊した後、病院で、さらに考えた。
ランダウを現代化する、という目標は、良いのだが、手がかりがなくては、失敗しそうだ。
実は、お手本にして良いものがある。
『力学』に関して、
Ralph Abraham & Jerrold E. Marsden Foundations of Mechanics
という本は、現代的な数学を用いている。
ただ、この本は、訳書がないし、第一部の予備知識のところに、証明が書かれていない定理が多い。
そう思っていたら、この著者たちが、失われていた証明を、ほとんど補った、次の本を出していることが、分かった。
R.Abraham, J.E.Marsden & T.Ratiu Manifolds, Tensor Analysis, and Applications
後者を読めば、前者の予備知識の章が、ほぼ全部分かる。アフィン接続だけ書かれてないが、この大部の本を読んだ後なら、それを補うのは、簡単である。
だが、これを読み切るには時間がかかる。
ランダウの本の前に、これを読んでいたのでは、ランダウに到達できない。
そこで、2つのテーマで読んで行く、という方針を、変えよう。
世界水準の数学と物理学ということで、次のテーマを加えよう。
テーマ ~数学的に厳密な物理学~
読む本
『力学の基礎』(上の本を、訳していく)
『多様体、テンソル解析と応用』(この本も、訳しながら、読んで行く)
3つのテーマだが、どのテーマの記事か題名を見ただけで、パッと分かるように、工夫しよう。
ブルバキは、『数学原論』に統一。ランダウは、『理論物理学教程』に統一。エイブラハムらの本は、『多様体、テンソル解析』に統一。『力学の基礎』に移るとき、題名を変える、としておこう。
こういうものは、始めてから、変更したいことが、色々出てくるものなので、とりあえず、これで、スタートさせよう。
現在2018年11月24日17時42分である。おしまい。