ブルバキとランダウ

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数学原論(その26)

 現在2023年8月17日21時30分である。(この投稿は、ほぼ1210文字)

麻友「今日は、ポートへ行って、行き帰りも、『宇宙と宇宙をつなぐ数学』読んでたわね」

私「うん。ただ、ちょっと、鬱になりかかっているみたいなんだ」

麻友「分かる。太郎さん。家に帰って来てから、ブルバキのフランス語版、なんとか、読めないかと、頑張ってたけど、空回りしてて、嫌な思いしてた」

私「見てても、分かるか?」

麻友「太郎さん。今、中学1年生が、英語習い始めたばかりの状態なんでしょ、フランス語に関して。それじゃ、いくら辞書があったって、読めるわけないわよ。とにかく、集合論は、日本語訳を、読んじゃいなさいよ。そうすると、次は、代数ね。代数にたどり着くまでに、ちょっとずつ、フランス語の文法書も、進めると良いわ。それから、ノートにシャーペンで書くのでなく、集合論も、ブログに書いちゃったら? 太郎さんのコメントも、全部書き込んで、オンラインのノートを、作ったら? 後、{\S 1} から、始めなくても良いわよ。私には、拘らずに、{\S 4} の、止まっているところから、始めたらいい」

若菜「お母さん。随分把握してますね」

結弦「だって、お父さんが、書いているんだもの」

若菜「あっ、そうか」


私「じゃあ、始めさせてもらうよ」


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 ブルバキ数学原論集合論1第1章 形式的な数学の記述

{\S 4} 限定作用素をもつ理論

 1.限定作用素の定義

 {\S 3} において何らかの役割を演じた論理記号は {\neg}{\vee} だけである: 以下に述べる規則は論理記号 {\tau} および {\square} の使用に本質的に関係している。

 {R} が記号列、{x} が文字であるとき、記号列 {(\tau_x(R)|x)R} を、《{R} である {x} が存在する》、あるいは {(\exists x)R} と表す。

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                  (ブルバキ数学原論』(集合論1)p.32より)

私「今日は、ここまでにするよ」

麻友「太郎さんが、数学やっているとき、物理学や音楽やってるときよりも、輝いて見えるわ」

私「麻友さんに、余り、物理学の面を、見せられていないなあ。問題集で、名誉挽回するぞ」

若菜「ほんのちょっと、進めるのが、重要なんですよね」

結弦「電磁気学も、期待してるよ」

私「じゃ、これで解散」

 現在2023年8月17日22時16分である。おしまい。