ブルバキとランダウ

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数学原論(その11)

 現在2019年9月29日17時03分である。

麻友「ブルバキ、続けるのね」

私「今回と、多分次回、そして3、4回は、『序』を、読む。数学の専門用語が多いし、数学者にとっても歯ごたえのある文章なので、麻友さん達には、外国語で書いてあるように、思えるだろう」

若菜「そもそも、『大学一,二年次程度の数学知識を持った読者を念頭に置いて書かれている』なんですものね」

結弦「お父さん。手加減してくれないから」

私「前回の、『第1章を読むための注意』までが、まえがきの部分で、その後、目次があり、本文が始まる。この本文の最初の1ページから8ページまでを、『序』が占めている」

若菜「目次を、見たいですね」

私「そうか。じゃあ」

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私「この第1章の§4の限定作用素をもつ理論という節の、第3項である限定作用素の性質というところまでが、私が今まで到達した限界なんだ」

麻友「じゃあ、この後のところは、手つかず?」


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私「一応、§1から§3までは、演習を解いてある。52ページと53ページだ」

若菜「問題は、解けたんですか?」

私「ドキドキしながら向かったけど、まだ難問には、出会ってない」

結弦「その後は・・・」


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結弦「全部で124ページの本って、結構薄いよな」

若菜「それを、お父さんが、34ページまで、読んである。25パーセント越えてるなら、不可能ではないかもね」

麻友「あなたたち、甘いわね~。集合論の巻は、『集合論1』『集合論2』『集合論3』と、3冊もあるのよ。それが、終わらなきゃ、まともな数学に、入れないのよ」

結弦「えっ、3冊? 薄くした代わりに、冊数を増やしたのか」

若菜「でも、それを、ヴェイユ達は、全部書いたのですよね」

私「ただ、本当のところを、話しておくと、ヴェイユ達も、最初から集合論を完璧に書き始める気力がなかった。だから、『集合論 要約』というエッセンスだけの巻を出版して、解析学の完璧な教科書を作るという目的に向かって、全力をあげて取り組んだ。解析学の方が一段落してから、やっと集合論の完璧な巻を、書けたんだ」

若菜「私達も、その『集合論 要約』じゃ、駄目なんですか?」

私「この『集合論 要約』は、普通の数学者にとって、常識であることは、どんどん端折っている。集合論を知らない人には、使い方が分からないものだ。もっと先に進んだとき、集合論をやっておいて良かったな、と思える日が来るだろう」

麻友「さあ、太郎さん。もう21時56分よ。寝た方が、良いわ」

私「ありがとう。それでは、解散」



麻友「太郎さん。『細胞の分子生物学』も、楽しみにしているのよ。お願いするわ」

私「それも、考えている。今でも医学機器、覚えているんだからね」

麻友「ありがとう。じゃあ、おやすみ」

私「おやすみ」

 現在2019年9月29日22時04分である。おしまい。