ブルバキとランダウ

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数学原論(その9)

 現在2019年6月20日19時23分である。

 麻友さん。吉報だ。

「えっ、どんな?」

 今日、母のところへ、生活費を受け取りに行ったとき、1時間くらいしゃべっていたんだ。

「それで?」

 母が、

『この間の、土曜スタジオパーク、少し見たのよ』

と言う。

「見て下さったのね」

 それで、

『しゃべってないときと、しゃべったときでは、やっぱり違うわね』

と言うので、

『しゃべってないって、いつのこと?』

と聞くと、

『ドラマでは、あまりしゃべらないじゃない』

とのことだった。

「どう思われたんだろう」

 そのことに、関して、

『AKBの人というのは、他に指原さんしか知らないけど、麻友って人は、クールな人だと思ったわね』

と、言っていた。

「『クール』って、冷たい人ということ?」

 そんな、悪い意味で、言った感じではなかった。

『血迷ったような状態で、お前と結婚してくれる人では、ないよ』

という、警告かも知れない。

「太郎さん、色々考えるのね」

 でも、今まで、麻友さんの言葉を聞いたことは、なかったはずだから、一歩前進。

若菜・結弦「パチパチパチパチ」

若菜「お父さん。良かったですね」

結弦「AIになりかかったお母さんだけど、まだ、人間のままだ」

「太郎さん。ブルバキランダウのブログで書いているということは、ブルバキやるの?」

 もう少しで、『読者への注意』が、終わる。

 ノートで、進めよう。

「これは、2005年3月に、書いてるのよね。私が、小学校5年生の終わり。片方は小学生、一方は大学生。追いつけるはずもない」

 数学や物理学では、追いつくことは、可能だ。

 特待生が、そんなことで、どうする。

 さて、最後のところは、フランス語版にないことが、ちょっとある。

若菜「ノートに書くときは、反復をいとわず、2度に分けて、書いてたんですね」

 そういうことをしないと、人間の頭には、入らないんだ。

結弦「まあ、このノートの先を見るのが、楽しみだな」

若菜「ホントですね。お父さんが、数学の基礎を、どうチェックしていったのか」

 基礎のチェックは、『現代論理学』と、『数学基礎概説』で、完成してたんだ。ブルバキに求めたのは、現代的な数学の世界の不思議なその後の物語だったんだ。

「そこまで、書いてあるの?」

 いや、ノート5冊目で、沈没してる。

「じゃあ、この10ページまでで、写真は、終わりにするの?」

 いや、ノート5冊目までの内容は、その後、何度も発見があって、完全に消化できている。

 実は、ノート11ページからは、日本語版にだけある、

『第1章を読むための注意』

というものが、始まる。

 ノートで8ページあるので、次回見せるけど、普通の人は、これだけで、沈没する。

「それを、沈没せずに、乗り切るには?」

 記号論理学を、あらかじめ、知っているのが、一番。

記号論理学を、知るには?」

 あの『現代論理学』で、十分。

「ああ、そういう風に、仕組まれてるんだ」

 そう。お互いが、必要とし合うように、なってるんだ。

「あの『現代論理学』から、『数学基礎概説』へ、進むのよね。相対性理論のブログの『私の文献』のリンクの中の、『数学基礎概説(旧1冊目)』の方。1冊と思って見ていったら、5冊もあるじゃない。そして最後に、力尽きる。1997年4月8日に、敗北宣言を書いたその次のページ、ページ番号はないけど、299ページよね、1999年2月26日の金曜日に、家出したときの日記が、書き込まれてる」

 これだね。

「おばさんがくれた、段ボールとか、カッパとか、韓国人のクリスチャンの人のくれた、パンと、鶏肉と、温かいお茶なんて、太郎さん乞食だったのよ」

 私の科学を進めるために、これは、必要だった。

 これがあるから、今私が、数学と物理学ができる。

 この1ページだけは、今まで公開してなかったんだ。

「どういう意味?」

 『数学基礎概説』の著者の大芝猛さんには、全ページのコピーを送った。でも、このページだけは、私的なものなので、コピーしなかった。

 今回、本邦初公開だったんだ。

「数学も、人間的なのね」

結弦「お母さんと、お父さん。一歩進んだね」

若菜「結婚の定義を変えて、本当に結婚して欲しいです」

 それでは、次回は、ちょっと歯ごたえがあるよ。

「楽しみにしているわ」

 じゃあ、バイバイ。

「バイバイ」

 現在2019年6月20日22時04分である。おしまい。