ブルバキとランダウ

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数学原論(その7)

 現在2019年5月18日11時31分である。

 私、先日、小林りんさんに、偉そうなことを言ったんだ。

「太郎さんが、小林りんさんに言っていることは、いつも失礼よ。それで、なんて言ったの?」



2019年5月8日14時21分の小林りんさんのツイート

「自分にとっての喜び(やり甲斐)が、社会にとっての苦悩と交わる時、人は大きな山を動かすことになる」と言う言葉があります。自分は何に情熱をもち、何に憤りを感じ、何を信じるのか。社会の常識や、周囲からのプレッシャーに惑わされず、「自分らしさ」を追求する先に、答えがある気がしています…


として次の記事へ、りんさんがリンクを張っていた。


2019年4月30日の日経ビジネス(オンライン?)の記事

 社会起業家 小林りん “変わり者”を称賛する社会へ

UWC ISAK Japan 代表理事 小林りん 全6回のまとめ

 何もないところから新たな製品やサービスを創造する人材をどう育てるか。イノベーションの停滞が懸念される中で、「ゼロ(0)」から「イチ(1)」を生み出す「ゼロイチ人材」に注目が集まっている。しかし、ゼロイチ人材をどのように見出し、育成していくかは、多くの企業や教育現場で課題となっている。

 そこで日経ビジネスは、「ゼロイチ人材の育て方」をテーマに、読者や取材先が編集プロセスに参加する「オープン編集会議」プロジェクトを実施。プロジェクトの結果は2018年11月23日号の日経ビジネスに掲載した。

 ※2018年11月23日号スペシャルリポート「“変わり者”を称えよう ゼロイチ人材の育て方」

 その中で、公募で集まったオープン編集会議メンバーとともに取材した全寮制インターナショナルスクール、UWC ISAK Japanの小林りん代表理事は、ゼロイチ人材を育む条件として、多様性の中での教育を指摘した。“変わり者”を排除するのではなく、称賛する社会こそが、「ゼロイチ」を生み出す人材を育てる上で欠かせないと話す。小林氏にゼロイチ人材の育て方を聞く動画レクチャーシリーズ。第1~3回を無料で公開します。

 あなたは、“変わり者”を排除せず、称賛することができますか。




「これを、読んで、どんな偉そうなことを、言ったの?」

 私から、りんさんへの返信ツイート。

小林りん様。人はよく、0から1を作るのが、大変なんだと言います。本来は、私は、現在の算数の教育法を改革するために、これを書きました。『女の人のところへ来たドラえもん』というブログの『1から始める数学』~『1から始める数学』(その15) です。


小林りん様。でも、今振り返って1から(目の前にあるもの)から0を作ろうと(つまり数学でも何でもを作ろうと)した方が、易しいことが多い。そして、この世界での1は、りんさんは分かっていらっしゃるでしょうが、少女や少年の夢です。どんな夢を持っている子だっていつか何かしてくれるのです。



「わー、自分の宣伝?」

 ゼロからいちを作る、っていうけど、神様じゃないんだから、何もないところから、新しいものは作れない。

『必要は発明の母』じゃないけど、これが欲しい、あんなことがしたい、という夢があって、初めて、新しいものができる。

 その夢をかなえることを、まず、夢はゼロ(0)なのではなく、現実に目の前に実現しているいち(1)なのだと認識すると、本当にこの世界を変えられる。

 そういうことでは、ありませんか?

と、提案したんだ。

「太郎さんの、『1から始める数学』って、ゼロを作るのを、目標にしていたのではなくて、数学全部を、あの上に、作るつもりだったの?」

 そうだよ。

「ああ、つまり、0よりも分かり易い、1を使って、つまり、現実に手で触れられるものを使って、数学を、作りたかったのね」


「でも、太郎さんが、わざわざこの話を持ち出したのには、理由があるんでしょ」

 さすが、特待生。お見通しだな。

「『ブルバキランダウ』のブログだし、いち(1)が、大事だと言ってるし、ブルバキを、1から読んでいくと言うこと?」

 かすってるな。

 私は、いち(1)というのは、現実に目の前にあって、使えるものだと言ってる。

「分かった。アップロードしている、太郎さんのノートね。あれを、活用しようと、言うわけね」

 あのノートには、歴史上最高の数学者で物理学者などと、豪語している私が、ブルバキを読んでいて、至るところで躓き、また分からないまま進んで、挫折を余儀なくされたり、ここは妥協しようと、書き込んだり、病気の発作で、手が震えて、ほとんど読めない字になったり、本当に何年もブランクが空いたりと、私の数学のほとんどすべてが、書かれている。

「それを、ブログで、使おうというわけ?」

 そう。

「私に、読める?」

 そこで、

『読めない』

と、諦めてしまう人は、

『ゼロ(0)から始めなきゃ』

と、思う人なんだ。

 まっ、やってみせるから、見ててごらん。

「若菜と結弦は?」

 じゃ、呼んできて。


若菜「お父さん。どうやって、勉強してるか、気になってたんです」

結弦「『数Ⅲ方式ガロアの理論』でも、全文写ししてたけど。ブルバキも、全文写ししてるの?」

 してる。

若菜「それをすることが、本当に役に立つと、思ってたんですね」

結弦「じゃあ、始めてよ」

 よし。

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若菜「日付を見ると、1年半かかってますが」

 私が、本当に、巫女さんが神がかりの状態になったみたいになって、バーッと、計算した場合、ノート半分くらい消費するけど、普通真面目に書いてるときは、1日4ページくらい。だから、本来なら、15日くらいで、1冊終わる。

 1年半かかってるのは、何度も、挫折しているからだ。

結弦「2005年というのは?」

 2004年5月16日に、『数学基礎概説』を、読み終えている。

 その後、『集合と位相』、『解析入門Ⅰ』、『数Ⅲ方式ガロアの理論』、『ファインマン物理学』などに、手を出したが、読み切ったのは、『ファインマン物理学』のみ。2005年3月11日のことだ。

結弦「じゃあ、『ファインマン物理学』の次に読み始めたんだね」

 まあ、記録上そうなる。

若菜「記録上とは?」

 実は、私は、2001年10月1日から、2009年3月31日まで、8年半、放送大学に通ってる。

 このノートは、放送大学とは別に、進んでたんだ。

「いずれにせよ、太郎さんのブルバキと、私のAKB48人生は、重なってたのね」

 そう。このノートの3冊目に、『2006.12.1』という日付がある。

「12月3日は、ないの?」

 残念ながら、12月2日も、12月3日もない。

 さて、表紙をめくって、

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若菜「この頃から、『自然科学の良心』って、言ってますね」

 私の相対性理論のブログは、2005年2月15日に、始まっている。これが、始まったときから、もう、『自然科学の良心』というフレーズはあったんだ。

結弦「『昨晩はおかしくなっていたので』というのは?」

 2014年に入院して、薬を1回全部抜いて、新しい薬になるまで、20年間。私は、ときどき、自分にまったく自信が持てなくなり、そわそわして、自分でも嫌なのにどうしようもない、一種の発作に襲われることが、あったんだ。

「ああ、退院後は、相対性理論のブログの『渡辺麻友さんへのお願い』と『結婚をシミュレート(その9)』の時の2回しか起こっていない、発作ね」

 あれが、起こるから、自動車の運転はできないと、思ってたけど、最近の自動運転の技術は、めざましいものがあって、私でも、運転できるようになるかも知れないね。

「本当に、太郎さんって、おめでたいわね」

若菜「次のページに、進みたいですが」

 分かった。

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若菜「何も、書いてない」

 無用の用という言葉もある。

 次のページ。

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若菜「お父さん。贅沢にノート使うんですね」

 スペースを残しておく、というのは、重要なんだ。

 次のページに進んで。

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結弦「あっ、杉浦光夫!」

若菜「森毅も!」

「齋藤正彦さんも、名前あるわね」

 1966年に発刊された原書第3版のこの本を、日本の気鋭の数学者たちが、全力を傾けて、訳していたことが、分かる。

 次のページへ行こう。

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結弦「あっ、この前、僕が、『叙述の仕方は公理的,抽象的であり,原則として一般から特殊へと進む』って、どういうこと?って、質問したところだ。お父さん、全部、写してるんだ。そりゃー、頭にインプットされるよなあ」

若菜「初日の3月14日の終了時刻が書いてありますね。22時46分。これは、普通なんですか?」

 今は、非常に強い眠り薬を21時頃飲むから、22時20分頃には、眠ることが多い。だけど、当時は、逆に、遅くまで起きていて、朝起きられないというのが、常態化してた。

若菜「でも、最初のページの決意文のところでは、次の日、6時53分に、もう書いてるじゃないですか」

 あっ、それは、私、何か変わったことがあると、夜中じゅう眠れなかったり、朝、もの凄く早く目覚めたりして、本当に、困ってたんだ。

「今は?」

 例えば、昨日は22時45分に、麻友さんにツイートして、寝た。だが、今朝2時8分に、目が覚めた。眠れない。それで、起き出して、何か食べようと思い、スパゲティを、食べた。そうしたら、少し眠くなり、布団に戻って寝た。8時17分まで、寝ていた。

「難しいのね」

 でも、以前に比べたら、よっぽど、ましだよ。

「私と、同居できるのかしら?」

 麻友さん、一人暮らしとか、全然経験ないものね。

 まったく別な考え方として、私が、麻友さんの実家に住むとか?

「親を看取るというわけね。でも、私の父母には、まだそれは、早いわ」

 良かった。


結弦「続きは?」

 よし。

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「ああ、『挾』という漢字が、古くって、現在なら、『挟』だと、指摘してるの」

若菜「下の方の『精しく』の読みが、『くわしく』だと辞書を引いて確かめたのも、全部、本当ですね」

「今日は、次のページで、止めてよ。結構疲れるわ」

 分かった。今日は、これが、最後のページ。

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若菜「お父さん、読み返したときにも、日付打ってるんですね」

 うん。

 何度も読み返してるから、いくつもある。

若菜「上のは、『精髓が』の『髓』が、現代表記では、『精髄が』だと、言ってるんですね」

結弦「『最初に読むとき飛ばしてもよい箇所は小活字にしてある』に、お父さんが、『と言うことは少なくとも2回読んでもらえると思っているのだな』と、ツッコミを入れてるのが、笑える」

若菜「その上、2012年に読んだときには、『いや、先に進んでから引用されているところを読み返す場合のことを指しているのかも知れない』と、一人で、納得してる。お父さん、ノートと対話してる」

「道理で、女っ気が欲しくなったわけね」

若菜「お母さん、お父さんに、シャーペン届けるのですか?」

「これ届けちゃうと、今までずっとブログ読んでたって、ファン全員の前で、認めることになっちゃうのよ。届ければ、太郎さんは、得意になって、それをブログに書くだろうから、隠しようがないじゃない。私、太郎さんとは、10年くらい、このままの関係でいようかとも、思ってるの。太郎さんは、好きよ。でも、まだ、ファンの人達とも、温かい関係でいたいのよ」

 麻友さんの気持ちも分かるけど、そんな恋愛だけが、恋愛かな。

 もうアイドルじゃなくなって、恋愛禁止ではない。

 麻友さんのところに、本気で、

『付き合って下さい』

と言ってくる男の人で、麻友さんが、

『この人、いいかも』

と思う人なら、付き合って良いんだよ。

 それは、不良大人ではない。

 ただ、麻友さんの行動が、風俗嬢と違うのは、麻友さんの側にも、真心があって、お金を取ったりせず、誠実に付き合うという点だ。

 そうであれば、倫理的に見ても、麻友さんに何の非もない。

「でも、そういう生き方をする女の人というのは、私が小さい頃から読んできた、『シンデレラ』や『人魚姫』の様な、生き方とは、相容れないわ」

 シンデレラも、人魚姫も、王子様と、キスするところも、ないからなあ。

 でも、麻友さんは、本当のアンデルセン童話集の『人魚姫』を、読んだことあるかな?


 絵本では、美しい結末で、終わる。

 でも、原作では、人魚は、天国へは行かれず、300年間、世の中で、奉仕させられる。

 どうして、こんな童話書いたのだろう。


 麻友さんの心の中に、美しいシンデレラの麻友さんと、優しい人魚姫の麻友さんがいるのを、誰も、邪魔できない。

 それを、大切にしていていいんだよ。


 私は、この間(2018年10月から11月)入院したとき、食事のメニューを貼り替えにに来てくれた、事務の女の人と、しゃべっていた。この女の人は、相対性理論のブログの『スカート、ひらり』という投稿での事務の女の人で、長い付き合いである。

 私は、

『小学校3年生の頃、『花の子ルンルン』という女の子向けのアニメが、ありまして』

と、話だし、

『知ってます』

というので、

『あの中に、一カ所、悪いやつが、道に糸を張って、ルンルンを、転ばせる部分があるんです。それを見て、『あっ、女の子、可哀想。助けなきゃ』という気持ちが、ある一方で、『ざまーみろ。あースッキリした』みたいな感情もあって、その場面を使ったお話を、夜寝るとき、何パターンも作ったのを、覚えていますね。その感情を、私は、特に広げようとしませんでしたけど、SMクラブなどのようなものは、その感情をもっと追求したい人のために、あるのかも知れませんね』

と、話した。

『そういうところへ、行ったことは、ないので』

というので、

『私も、ありませんが。でも、小さい頃見た、アニメって、良く覚えてますね』

♪ アカシアのアーチを抜けて、歩いて行きましょう。私は花の子です。名前はルンルンです。

と、歌ったら、続きを、

♪ いつかはあなたの住む町へ、行くかも知れません。ルルルンルン、ルン ~

と、歌ってくれた。

「えー、精神科病棟って、そんなに、温かいところなの?」

 一般の人が考えているところとは、全然違う。

「でも、太郎さんの心の中に、そんな少女像が、あるなんて」

 だから、麻友さんも、

『自分だけなんだ、こんな心を持っているのは』

なんて、思わない方が良い。

 女の人も、男の人も、もっと理解し合おうと、しなきゃね。

 そして、理解し合うには、まず、会わなきゃ。

アンデルセン童話集まで、持ち出して、口説くなんて、太郎さん、ベテランね。そんな男の人には、身を任せられないわ」

 良く言われるのは、グループで、交際する、というのだけど、誰かが犠牲になりやすい。

 恋愛の見本を作るつもりの私達は、2人だけで、どうやってリアルに会うところまで持って行かれるかも、教科書を作れなければ、意味がない。

 あの8歳のときから、麻友さんのファンで、今、HKT48の5期生で、去年デビューした、竹本くるみさん15歳の前で、恥ずかしくない恋愛を、どうやってする?

『子供には、見せられない』

なんて、麻友さんが言ったら、がっかりだからね。


「太郎さん、本当に、子供には、私、見せられない」

 あの、鶴見駅のそばの、花月嵐(かげつあらし)っていうラーメン屋(相対性理論のブログの『生還しました(その3)』で、登場)、一時、ずーっと、シャッターが閉まったままだったんだ。

「それで?」

 4月19日に、行ったら、リニューアルオープンしてた。

「そこで、会おうって、言うの?」

 あんまり暑くなると、ラーメン食べたくなくなる。

「ずるいのねー、時間制限まで、設けて」

 だって、麻友さん、どうやっても、会ってくれないじゃない。

「それは、太郎さんを、好きじゃないからよ」

 本当のこと、言っちゃって。

「そうよ。これが、本当のことよ。太郎さんが、ずっと、勘違いしてたのよ」

 でも、麻友さんは、私のブログを、読んでた。

「そう。それは、認めます。スタッフの人に教わって、面白いところもあったから、ずっと、読んできた。太郎さんが、私に好かれてると思って、濡れ場まで書いてきてるのを、ニヤニヤ笑いながら、読んできた。でも、私の本当に好きな人は、太郎さんじゃないの。だから、会うわけには、行かない。他のファンに、示しが、付かないから。ブログは書いてても、怒らない。でも、おしゃべりは、できない。私の心を揺らさないで」

 そっか。ブログは、読んでくれてたのか。だったら、良かった。

若菜「お父さん。結婚できないということですか?」

結弦「僕たち、生まれないの?」

 子供達を、生み出したときの設定で、スマホに、データを取り込んで、持ってきた、という設定にして、良かった。

若菜「どういうことですか?」

 この若菜と結弦を、映し出してるスマホは、2042年のスマホだ。

 現在(2019年5月18日)のスマホにはできないことが、できる。

結弦「あっ、もしかして、お母さんも、AIにしちゃう?」

 そうだ。

 最近、NHKでは、

チコちゃんに叱られる!

という番組が、あるようだが、あんな明らかにCGだと分かるキャラクターでなく、麻友さんも、映し出して、もらおう。

若菜「グスン。なんか、悲しいです。こんな形で、お父さんが、失恋しちゃうなんて」

結弦「お母さんのデータ取り込むには、こうすれば、いいんです」

 へー、こんなに大容量のデータになるのか、麻友さんは。

「え、ちょっと、待ってよ。私のデータ、持ってくなんて、肖像権とか、人格権とか、主張できないの?」

 私達は、もうそんな世界と、無縁な世界に、生きてるじゃない。

「太郎さん。恨むわよ」

 この恋も、グチャグチャになって、おしまいだね。

「さよなら」

若菜「最後に、シャーペンだけくれたら、お父さんどんなに嬉しかったか」

結弦「これからは、お母さんも、AIか」

 今日は、ここまで。

 現在2019年5月18日19時06分である。おしまい。